WordPress(ワードプレス)とは、簡単にブログや会社サイトなどを作成できるCMSと呼ばれるソフトウェアです。
CMSとはContents Management Systemの略で、日本ではコンテンツ管理システムといいます。
コンテンツ管理システムとは、本当にざぁ〜くりと言うと独自に開発をしなくてもブログ機能を提供してくれたり、ページを簡単に作れる便利システムなシステムと考えて大丈夫です。
WordPressは無料で利用することが可能で世界中のエンジニアによってアップデートされています。
2022年6月時点では世界の43%のウェブサイトがWordPressによって開発されており、間違いなく最も使われているCMSでしょう。
この記事では、そんな世界で最も利用されるWordPressについて徹底的に解説していきます。
WordPressってなんでそんなに利用されているの?
他のサービスと比較してどう?
WordPressのスキルを身につけたら稼げるの?
WordPressを使えばかっこいい・おしゃれなサイトは作れるの?
ひとつづつ解説していきます。
ワードプレス構築ならXserver
レンタルサーバをどれにしたら良いかお悩みの方へ。
簡単な画面操作でWordPressサイトが設置できる機能や、メールアドレスの作成など、サイト運営に便利な機能が充実していて、初心者でもサクサク動くサイト作成ができるXserverがおすすめです。複数サイト、複数のドメインのサイト運営も可能なエックスサーバーをキャンペーンが終わる前に使ってみましょう!
この記事を見てほしい人
まずはじめに、この記事を特に見てほしい方を明確にしておきます。
- マーケティングを担当することになった方
- WordPressで作られたサイトの運用・管理を行うことになった方
- これからWordPressを勉強して自分のサイトを作りたい方
上記以外の方でも全く問題ございません。
WordPress(ワードプレス)に関わる全ての方はぜひ見てください。
それでは解説していきます。
WordPress(ワードプレス)の呼び方
WordPressは「ワードプレス」と呼びます。「wp(ワイピィ)」、「ワープレ」と略したり、中にはあまり聞きなれない言葉だからか「ワード エクスプレス」、「ワールドプレス」、「ワードプレース」、「ワードプラス」と間違っている方を時々見かけますが「ワードプレス」です!
WordPress(ワードプレス)にかかる料金
WordPressに利用料などの料金はかかりません。
ホームページやブログサイトなど用途が変わっても無料です。
WordPressのように無料で配布されているソフトウェアをオープンソースということもありますね。
なぜ世界の43%のサイトに利用されるほど人気なの?
WordPress(ワードプレス)はなぜこんなにも人気があるのでしょうか。
それはWordPressを利用すれば誰でも簡単にウェブサイトを作ることができるからです。
近年の潮流では、Wix(ウィックス)、ペライチ、Studio(スタジオ)などプログラミングの知識がなくてもウェブサイトを作ることができるツールがたくさんあります。
その中でも圧倒的に人気があるのがWordPress。(世界の43%に選ばれている実績!)
なぜここまでWordPressが指示されるのでしょうか。
当ブログの独自の観点からまとめてみました。
WordPress | Wix | ペライチ | Studio(スタジオ) | |
---|---|---|---|---|
サイト設置の容易さ | ◎ | ◯ | ◯ | ◯ |
多様なデザインテンプレート | ◎ | ▲ | ✖️ | ▲ |
ブログ機能 | ◎ | ✖️ | ✖️ | ✖️ |
エンジニア・デザイナーとの連携 | ◯ | ✖️ | ✖️ | ▲ |
サイト設置の容易さ
まずは、サイト設置の容易さについてみていきましょう。
WordPressを設置する場合は、おそらくほとんどの場合でレンタルサーバを借りて運用することが多いでしょう。
レンタルサーバとはその名の通りサーバをレンタルできるサービスのことで、有名なサービスではxserverやさくらインターネット、ロリポップなどがあります。
※個人的にはさくらインターネットはサイト速度が遅くなってしまうのでお勧めしません。
上の図はXserverの管理画面ですが「WordPress簡単インストール」という機能があり簡単にインストールすることが可能です。Xserver以外にもロリポップやさくらインターネットのレンタルサーバがありますがどれも同様に簡単にインストールすることが可能です。
また、これらのようなレンタルサーバーを申し込む際には、面倒なドメインの設定などが最初から完了した状態でサイトを公開できるなどWordPressの開発の容易さに加えて、周辺サービスの充実度等も考慮して◎としました。
ワードプレス構築ならXserver
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多様なデザインテンプレート
WordPress(ワードプレス)には多様なデザインテンプレートがあり、目的に沿ったウェブサイトが簡単に作成できます。
WordPressは「テーマ」(※後ほど詳しく解説)という機能が存在しており、個人のブログ、ポートフォリオ、コーポレートサイトなどの用途に加えて、IT系・医療系・美容など様々なシーンに合わせたテーマを無数に存在するテーマから選んで適用することが可能です。
テーマは無料のものから有料のものまで存在しており、必要であれば有料のものを利用すると良いでしょう。
またこれからエンジニアを目指すからは、テンプレートを選ぶだけでなく自身で開発を行いたいという方もいると思います。
この場合、HTML・CSS・JavaScripなどを最初から開発する必要が出てきますが、世の中はとても便利で、独自にカスタマイズしやすいようにBootstrapなど開発者用のデザインテンプレートもたくさん存在しています。
Bootstrapとは、CSSやJavaScriptをわざわざ自分で開発したりデザインをしなくても、読み込むだけで簡単に本格的なボタン・フォーム・ナビゲーションなどを実装できる便利な無料の開発ツールです。
無数にある無料のテーマ、有料のテーマ、完全独自のテーマなど、選択肢の多さと利用のレベルを利用者の技能によって選択できる点からデザインテンプレートついても◎としました。
ブログ機能
WordPressにはブログの作成機能があり簡単にブログを書くことが可能です。
このブログを書く機能があるため、その他の類似ツールを利用せずにWordPressを使っている人は多いのではないでしょうか?
最近では「コンテンツマネジメント」を通じて集客やマーケティングをする企業が増えており、以前にも増して重要な機能になっているように思います。
WordPressの「投稿」機能がブログ機能になりますが、画像の設定のしやすさ、Youtube動画の埋め込み、コード記述など幅広い機能を簡単でわかりやすい画面で利用することが可能なため、ブログ機能も◎としました。
ワードプレス構築ならXserver
レンタルサーバをどれにしたら良いかお悩みの方へ。
簡単な画面操作でWordPressサイトが設置できる機能や、メールアドレスの作成など、サイト運営に便利な機能が充実していて、初心者でもサクサク動くサイト作成ができるXserverがおすすめです。複数サイト、複数のドメインのサイト運営も可能なエックスサーバーをキャンペーンが終わる前に使ってみましょう!
エンジニア・デザイナーとの連携
ウェブサイトを既存のデザインテンプレートではなく、独自に用意したデザインを用いて公開したいという方はかなり多いのではないでしょうか。
WordPressは完全にデザイナーが用意したデザインをウェブサイトに用いることが可能です。
予算をかけてデザイナーやエンジニアに制作を依頼できる場合はWordPressを用いてサイト開発すると思うようなサイトが作れるでしょう。
反対にあまり時間も予算もないという方はデザイナーにはキービジュアルの画像などだけ用意してもらい、基本的なサイト構成にはテンプレートを用いるなどデザイナーとの連携は柔軟にできることからこの点についても◯としました。
WordPressにはどんな機能があるのか?
それではここからWordPress (ワードプレス)の機能について解説していきます。
プラグイン
WordPress(ワードプレス)には「プラグイン」というWordPressに様々な機能を提供してくれる機構があります。
プラグインは、デザインテンプレートと同様に無数に存在しており選ぶのは大変ですが、無料のものが多いのでたくさん試して、その中から良いものを採用すれば良いでしょう。
特に便利なものはインターネット上で紹介されていて簡単に見つけることができます。
プラグインは例え、プログラミングができるようになって自由に開発ができるようになっても、WordPress上でサイト開発する限りはほとんど必ずと言っていいほど利用するものです。
私がプラグインでよく作成する機能は下記のようなものになります。
- お問い合わせフォーム
- サイトマップ
- イベントカレンダー
- インスタグラムの埋め込み
- 目次
ユーザー管理機能
ブログの更新、文言・メニューの修正などサイトの運用管理は個人のブロガーである場合などを除けば、複数人で行うのがほとんどではないかと思います。
WordPressには便利なユーザの新規追加・削除機能がついており、ブログ投稿だけができるユーザや、デザインやソースコードなど基本的な修正を全てできるユーザーなど権限に応じた管理ができる点も優れた点です。
WordPress(ワードプレス)は安全?
大手企業など高いセキュリティを求められる会社の場合はWordPressサイトって安全なの?という疑問をもたれるでしょう。それは正解であり、不正解でもあります。この点についても解説します。
アップデートは頻繁に行うことが大事
WordPressサイトは最初に開発したらしばらく放置、気づけばバージョンも、テンプレートもプラグインも古くなっている、、そんなことはありませんか。その場合はセキュリティリスクが高い状態になります。
これはWordPress(世界シェア40%程度)に限らず、例えばiPhone(世界シェア30%程度)などでもバージョンアップをしていないと危険な状態になります。
アップデートがある製品はできる限り早めにアップデートをかけられる運用体制にすることが大切です。
公開したくないAPIエンドポイントなどは防ぐ
WordPressはシェアが大きい上に、利便性が最大限考慮されているためセキュリティが甘い点があります。
例えば、このエンドポイントをクリックしてみてください
$ https://xxxxxxxxxxxxx/wp-json/wp/v2/users
// xxxxxxxxxxxxxの部分はどこかのWordPressサイトどドメインを入力してください
↑の図のようにサイトのユーザIDが見えるようになっている場合があります。
こちらはサーバーの設定で防ぐこともできますし、できない場合は自分で防ぐ必要があります。
サーバーではなくスクリプトで防ぐ方法はまた別の記事でご紹介します。
セキュリティのプラグインを入れる
ワードプレスには不正なログインの防止のためのプラグインがあり、導入することでセキュリティを高めてくれます。これは必ず入れて良いと思います。
サイトをSSL化する
ウェブサイトが安全な通信を行なっていない場合、露骨な警告が出ている場合がありませんか?
このようなサイトは通信が安全でないためセキュリティ的な問題を抱えたサイトです。
サイトを公開するときは必ずサイトをSSL化しましょう。
WordPressを使うためにはプログラミング知識が必要?
WordPress(ワードプレス)を使うためにプログラミング知識は必要ありません。
WordPressはプログラミング知識がなくてもウェブサイトを立ち上げることが可能です。
この記事の前半でも触れておりますが、WordPressには無数のテンプレートが存在しており選択て適用するだけでウェブサイトを公開することができます。
実際にテンプレートを使ってサイトを作る経験をしてみたいという方はぜひ、下記のリンクで方法を紹介しておりますのでご利用ください。
無料で優秀なテーマCacoonをWordPress(ワードプレス)に適用するプログラミング知識は完全になくてもいいの?
という疑問が湧くかもしれません。
これに対応する回答としては、WordPressでサイトを作る上で、必ずしもプログラミング知識は必要ありませんが、プログラミングスキルがあることによってできることが広がりより多くのことができるようになることは確実です。
このより多くのことができるという点についてはこの記事では触れませんが、一つ一つ今後公開していきますので楽しみにお待ちください。
WordPressサイトの開発ができるようになったら稼げる?
WordPress(ワードプレス)サイト開発のスキルを身につけて稼ぎたい。
そう思っている人もこの記事を見ている人の中にはいるのではないでしょうか。
まず、質問に回答すると、WordPressサイト開発ができるようになればそれなりに仕事はあり、副業程度のお金は堅く稼ぐことができます。
エンジニア・デザイナーはどこでも不足しており、スキル・知識が一定程度あれば仕事はあるでしょう。
特に、世界の43%のサイトがWordPress製でなので、都会・田舎を問わずWordPressに関連する仕事は存在します。
実際、この記事を書いている合田は日本で一番小さい都道府県の香川県にいますが、WordPress製のサイト開発・アップデートの相談は絶えずあります。
WordPressのスキルを身につけるにはどれくらいの時間がかかる?
WordPressのスキルを身につけるには、何かしらのプログラミング経験者であれば最速で3ヶ月、完全に素人の場合は半年くらいかかるでしょう。
一言でWordPressのスキルと言ってもわかりずらいので、WordPressスキル=報酬をもらえるレベルとします。
サイト開発の基本的なサイクル
WordPressスキルを身につけても、ウェブサイトが公開されるまでは、ただ開発するだけでなく、要件ヒアリングからマーケティング、コンテンツ・デザインの調整、制作、運用と基本的な流れがあります。
制作ができるようになったからといっていきなり個人で依頼を受ける前に、プロジェクト実施経験のある仲間と最初の経験は積むことをお勧めします。
このサイトでも取り上げますが、マーケティングができない方とエンジニアが組んでしまうと、お客様が必要としている情報や、お客様の興味関心が強い内容を適切に伝える前に離脱されてしまうサイトになってしまいます。
どんなに立派なことを話しても、聞いてくれる人がいないサイトは意味がないですよね?
まずは、開発するよりも前に何の情報を得てもらうか設計しましょう。
しっかりと検索ニーズを把握して、制作に落とせるプロジェクト経験者を見つけましょう。
WordPress(ワードプレス)を勉強するのにかかる費用は?何円かかるの?
さて、勉強するにはお金がかかります。
WordPressの勉強を開始するにはいくらかかるのか解説します。
まずは必要なもの2点
- ノートPC or デスクトップPC(数万円〜数十万円)
- インターネット環境(1万円くらい)
WordPressの勉強をするために必要なものはノートPCorデスクトップPCとインターネット環境のみです。
全くパソコンをお持ちでない方は、ノートPCだと数万円〜数十万円かかります。
合田は、ノートPCをお勧めします。
プログラミング等、机で1日中しないといけない仕事は少し空気を変えたり、スターバックスなどでコーヒーを飲みながら優雅にやりたいものです。デスクトップだと「どこでも」作業ができないので、ノートPCをおすすめします。
またインターネット環境がない方は回線を引くのに数万円かかってしまうこともあると思いますが、自宅にWi-Fiを設置したら、携帯の利用容量を少なくするなど工夫すればコストは上がらずに済ませられるのでそのようにしましょう。
勉強にかかる値段(PCローカル環境)
WordPressの勉強をしている間にお金はかかりません。
全てローカル環境で間に合うため、この期間に特別かかる費用はありません。
ローカル環境とはレンタルサーバーやクラウド等ではなく、自分のPC上のことを意味します。
レンタルサーバやクラウドサービスを利用するようになるとお金がかかりますが、自分のPC上ではお金がかかることがないので安心して勉強できます。
おすすめの書籍などはありますか?
このブログのオーナーの合田は書籍での勉強はおすすめしておりません。
このブログで学ぶか動き付きで学びたい方はUdemyなどの動画学習サイトで学ぶことをおすすめします。
レンタルサーバやクラウドサービスを利用する場合
WordPressサイトをレンタルサーバやクラウドサービスを利用して公開する場合は3つの費用がかかります。
※費用がかからないケースもあります
- レンタルサーバ代金(数百円〜数千円)
- ドメイン代金(1円〜?)
- SSL証明書(無料〜数万円)
レンタルサーバは数百円のもので全く問題ありません。(さくらレンタルサーバさえ利用しなければ問題ないです)
ドメインについても、キャンペーンで1円くらいで取れることもあれば、中古の人気ドメインを購入して数万円かかるケースもあります。
まとめ
ここまでページを見ていただきありがとうございます。
この記事ではWordPress(ワードプレス)について解説しました。
このブログではさらに細いかいWordPressの技術的な内容や使い方についてどんどん紹介して行きますので、ぜひこれからも見てください。