X世代は、一般的に1960年代から1980年代に生まれた人々を指します。
この世代は、技術革新、グローバル化、政治・文化の変革などの影響を受けて育ったとされています。
Y世代やZ世代に比べて経済力があり消費活動の中心でもあります。
Y世代 Z世代1960~70年代について詳しく(人種差別撤廃運動のピーク)
1960年代にアメリカは人種差別撤廃運動のピーク期でした。
アメリカ南部ではキング牧師(キング牧師は非暴力・非服従で有名なガンディーに影響を受けている)を代表とする人々が人種差別の撤廃と全ての人々に対する平等な権利を求めて和平的なプロテストや抗議活動(社会的正義)を行いました。
1960~70年代について詳しく(ベトナム戦争)
1955年から1975年にかけて行われたアメリカと北ベトナムの武力衝突です。
アメリカは南ベトナムに軍事的な支援を行いましたが、アメリカ兵士の負傷者数が多かったこと、また戦争の最終的な結果が北ベトナムの勝利となったことで国内外から批判を受けました。
1960~70年代について詳しく(東西冷戦のピーク)
世界では東西冷戦(軍事的・政治的緊張:1960年代後半から1970年代)の激化期であり、世界が分断していきます。
この期間に多くの軍事的衝突が起こり、核兵器保有国同士の核戦争の危機も発生しました。
特に1962年にキューバ危機が起こった際は、核戦争の危機が最も深刻であったとされています。
キューバ危機は、ソ連がキューバに核ミサイルを配備することが発覚、アメリカはキューバを封鎖することを決定したため核戦争の危機が深刻になった出来事だね。
1960~70年代の日本
1960年代の日本は、高度成長期(1955~1973年)と呼ばれる時代でした。
戦後復興で経済が活発になり産業化が進みました。
この時代は労働力が増加し、生産性が向上し消費社会が発展しました。
高度経済成長期には負の側面として四台工業病があるよ。
水俣病、第二水俣病、四日市ぜんそく、イタイイタイ病がその4つです。