はじめに
香川県、Setouchi – i – Baseの講座を受けられる方、
おそらくは、プログラミングだけでなく、IT業界にもあまり詳しくない方が多いのではないでしょうか。
そのような方が4ヶ月の時間と、30万円の投資をすることを決めるには、少し情報が欠如していると思いこの記事を書かかせていただこうと思います。
私は誰ですか?
この記事で初めて私を知る方もいるかもしれませんので自己紹介をしたいと思います。
合田圭佑と申します。
香川県生まれ、香川育ち
大学は広島に体育教員になるべく通い
在学中に言語に目覚め卒業後はワーホリでオーストラリアにいき
帰国後、東京にてシステム系の仕事を始め
社会人しながら独学プログラマとなりました
※回り道が得意技です
現在は、香川県内の不動産会社勤めており、社内システムの開発、データ構築・活用プロジェクト等を担当しており、個人ではバックエンドAPIやフロントエンドシステムなど、幅広いプロジェクトにSEとして、PMとして、プログラマとして携わったことがある人間です。
もちろん本講座で取り扱われるであろう、Ruby, Ruby on Rails, JavaScript(おそらくjQuery)などの言語は一通り扱ったことがあり、一定程度の知識はあります。
※IT系職種での就職は実は東証一部企業3社目です。
このような人間ですので、その辺りのそれっぽい方々?と比較して、プログラミング・IT業界等あらゆる視点の解像度が高いと考えており信頼できる情報源なのではと客観的に自己分析しております。
本シリーズのブログ投稿では、
この講座ってあなたに向いていますか?
っという観点からこの記事を書かせていただきます。
人材育成講座の内容とToBeイメージについて
今回の人材育成講座について、下記のリンク先資料を確認いたしました。
内容を確認すると、、、
■学習内容:
①プログラミング学習▶目 的:プログラミングの基礎を集中的に学習することで、Web アプリケーション作成に必要な知識を理解する。
▶期 間:4 週間程度
▶講座概要:
・HTML/CSS を用いた基礎的な Web サイト作成
・プログラミング言語の基本的な扱い方
・プログラミングを行う際の PC の操作方法
・プログラミング言語を用いた Web アプリケーションの作り方▶学習内容:
・HTML/CSS
・Ruby
・Web アプリケーション開発概論
・Sinatra
・Ruby on Rails 基礎②アプリ開発応用
▶目 的:JavaScript 等、アプリ開発に必要となる応用技術を学習することでWeb アプリケーションを作成するための知識を理解する。▶期 間:6 週間程度
▶講座概要:
・Web ページに動きをつけるための技術
・エラーやバグを起こさないようアプリケーションを作るための技術・作成した Web アプリケーションを公開するための技術
・Web アプリケーションの企画から作成までの一連の技術▶学習内容:
・Ruby on Rails 応用
・Git/Github
・RSpec によるテスト 企画
・要件定義など開発の流れ
・レスポンシブデザイン
・正規表現 オブジェクト指向
・JavaScript
・Ajax
・Heroku を利用したデプロイ
・SQL
・セキュリティ
・ネットワーク
・API③最終課題制作
▶目 的:受講者でチームを結成し、Web アプリケーション開発を実践学習する。▶期 間:6 週間程度
▶講座概要:
・チーム開発/アジャイル開発の実践
▶学習内容:
・アジャイル手法によるチーム開発
・要件定義
・テーブル設計
・フリマアプリ開発
・AWS を利用したデプロイ
・最終課題発表
■必要設 備:macO
上記のような内容が記載されておりました。
素晴らしい内容だと思います。
サービスを開発する中で、基本的に必要な知識やフローは身につくのではないかと思います。
ですが、ぶっちゃけ、意味わからんって方もいるのではないでしょうか?
できるだけ、このような方の意思決定に少しでも役立つような、わかり易い記事になるように努力します。
まずは利用する言語を見ていきます
- HTML/CSS
- Ruby, Ruby on Rails
- JavaScript
おそらく、プログラミングというレベルの内容をやるのはRuby on Rails及び、JavaScriptによるAjax通信部分になるでしょう。
※HTMLやCSSについては、プログラミングではないという認識です。
↑続きの記事で説明したいと思います。
ここで学ぶ技術と、それを学んでどうなるんだろう?というところの説明をしていきます。
大きく今回ToBeイメージは下記の4つだと考えております。
※もちろんこの限りではないと考えており、あくまで個人的見解です。
- データ分析・マーケティング系
- SE・プロジェクトマネジメント系
- 自社サービスエンジニア
- 新規サービス開発など
図に示した通り、会社サービスのエンジニアや、新規サービスの開発ができる人材を育成するのに適したコースになるのではないかと思います。
これらがご自身のなりたいイメージに違うという方は、一度立ち止まって、説明会等に参加し、なりたいイメージに必要なものかすり合わせることをお勧めします。
どこで働くかイメージしておきましょう。
自社サービスエンジニアのエンジニアになろうとすべく、本講座に申し込まれる方については、「香川県で働く選択肢はほぼなくなるのではないか?」ということも念頭においてください。
こちらは、残念ながら、私は香川県でRuby on Railsで動かしているWebプラットフォームや自社サービスを持っている会社を見かけたことはありません。
需要がない上に、講座を受けた人たちが同時に市場に現れるわけですから、少しでも需要が多い場所に行かざるを得ないということです。
需要のある東京に行ったとすると、強力なフリーランス人材との案件争奪合戦や、他のスクール上がりの新米エンジニアたち就職を争う事になるということを忘れないでください。
Rubyコミュニティについて
Ruby on Railsコミュニティも東京や各地方にはありますが、香川では、やろうとしていた方はいますが、人が集まらなかったのが事実です。この講座を機に勉強会や、コミュニティが発足して活動が始まれば、面白いですが、まだ見かけないので、本気の方は、徒党を組んでやってみて欲しいと思います。
もし、そんな熱い方がいれば、ぜひ一緒に勉強会したいです!
技術的潮流からみた講座内容
さて、話がそれましたので、技術的な側面から講座を考えてみたいと思います。
まずはじめに、
Rubyは素晴らしい言語です。
かくいう私も、Rubyが初めて触った言語ですし、やっていた頃は、よしやってやるぞ!と気合いの入っていた1人です。
本講座で取り扱われる、Rubyおよび、Ruby on Railは、数年前は、主流といっても問題のないほどに使われた言語だったと思います。
実際国内の名前を聞いたことある会社の、価格ドットコム、食べログ、クックパッド、クラウドワークス、SanSanなど、今ではそうそうたるテック会社が利用していた素晴らしいものです。
しかしながら、、
潮目は変わります。
サービスはRuby on Railで作られるサービスのように大きなものではなく、開発はフロントエンドとバックエンドにわかれ、サービスはマイクロ化していき、変化に柔軟な構造に変わっていっています。
この潮目の変化は完全にスマートフォンの普及によるものです。
では、
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バックエンド?・フロントエンド?
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Ruby on Railsのサービスが「大きい」ってどういうこと?
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スマートフォン復旧によってクライアントが増えたらどうなるの?
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マイクロ化って?
続きについては次回の記事に分けたいと思います。