2月のアノマリー

2月のアノマリー

この記事では2月のアノマリーについて簡単に解説しています。

もしアノマリーという用語がわからない方は下記のリンクよりアノマリーの記事をお読みください。

アノマリー アノマリー(Anomaly)

2月相場というのは1年のうち2番目に悪い月として知られています。

「前半は好調に推移しやすい一方で、後半は失息する傾向」があります。


1950年以降の73年間で上昇した年は40年、下落した年は33年です。(上昇確率は55%)

2月の有名な暴落

日経平均プロフィル

2月の暴落で有名なのは、2020年と2009年、2001年です。

2020年の暴落(新型コロナパンデミック)

2020年は新型コロナウイルスのパンデミックが懸念され1カ月でマイナス8.4パーセント急落しました。

2009年の暴落(GM・クライスラー破綻)

この頃のアメリカの失業率は10%を超えており、当時のオバマ大統領が地球温暖化防止に向けて環境・エネルギー分野に重点投資する「緑のニューディール」の目玉事業などを発表しました。


2009年は、2008年に起こったリーマンショックの影響が大きく、4月にクライスラー、6月にアメリカのゼネラルモーターズ(GM)、などが相次ぎ破綻するなど大きな経済混乱が起きたタイミングでした。

2001年の暴落(ドットコムバブル崩壊)

1990年代前期から2000年代初期にかけて多くのIT関連ベンチャーが設立され特に1999年から2000年までは株価が異常に上昇しました。

しかしながら2001年にはバブルのような状態が終わり、経済に大きな影を落としました。

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