CPU(Central Processing Unit)とは、コンピュータの中心となる装置です。
オペレーティングシステム(OS)やアプリケーション・ソフトウェアから命令を解釈し、実行する役割を持っています。
CPUは、演算処理や制御処理を行うプロセッサ(Processor)の一種であり、コンピュータシステムの中でも最も重要な装置の一つです。
CPUは、マザーボードと呼ばれる基板に取りつけられ、一般的にはヒートシンクやファンなどの冷却装置が付属しています。CPUには、演算処理をする「算術論理演算ユニット(ALU)」や、制御処理をする「制御ユニット(CU)」、データを蓄積する「レジスタ」などがあります。
これらが統合されて、CPUは高速な演算処理や制御処理を実行することができます。
そして、CPUはオペレーティングシステム(OS)が発行する様々な命令を解釈し、対応する処理を実行することで、コンピュータシステムの動作を制御します。
例えば、マウスやキーボードから入力された情報を受け取り、ディスプレイやスピーカーなどから出力するための信号を生成することができます。
CPUの性能は、クロック周波数やプロセッサコア数、キャッシュメモリ容量などの要素によって決まります。
より高速なクロック周波数や複数のプロセッサコアを持つCPUは、より高速な演算処理や制御処理を実行することができます。
しかし、高性能なCPUは高価であり、消費電力や発熱量も大きくなるため、適切な性能と消費電力のバランスを考慮して選ぶ必要があります。
[…] 中央処理装置(CPU)やメモリ、グラフィックカード、LANカード、USBインターフェースなど、様々なパーツを接続し、相互に通信するための回路を制御する役割を担っています。 […]