私たちが作成したサイトはGoogleを代表とする検索エンジンに評価をしてもらい、良い評価をもらうことができてはじめて検索ランキングの上位に表示されるようになります。
検索して1ページ目に表示されることはとても難しいことであることはまだサイトを実際に運用をした経験がない方には想像がつかないかもしれません。
WordPress研修SEO編では、あなたのサイトの検索順位を少しでも上げるためにできることをひとつづつ紹介していきます。
それでは早速内容に入っていきましょう。
SEOとは?
SEOとはSearch Engine Optimizationの頭文字をとった文字で一般的には大きく2つの活動を指すと合田は考えています。
- 公開しているサイトを検索エンジンの上位に表示してもらうための活動
- 検索エンジンでクリックしてもらいやすくする活動
これらの2つの活動に関連した様々な改善策があるため、1度には説明できませんが、SEO編で少しづ紹介していきたいと思います。
本記事ではそもそもSEOの大前提となる知識について紹介させていただきます。
検索順位を上げる= Googleに評価してもらえるサイトにする
検索順位を上げたい場合、現時点では実質的にGoogleに評価したもらえるサイトにしなければいけません。
え?でもYahooとGoogleは違うんじゃ、、?
Yahooで検索する方はYahooに評価してもらえるサイトにしないといけないのでは?
このような疑問が浮かぶ方がいると思います。
実は、Yahooも2010年からGoogleの検索技術を活用しており、検索評価を上げたい場合はGoogleに評価してもらえるサイトにしないといけません。
Microdoft Edgeから提供されるBingという検索エンジンもありますが、こちらはSEO対策を実施する上で優先度はあまり高くないので現状でしょう。
BingはWindowsで提供されるEdgeブラウザなどの初期ブラウザで、現状ではWindowsPCからしか利用されていない状況です。
MacPCの増加(Safariも初期ブラウザはGoogle)やスマートフォンによるアクセス(Safari or Google)が主な現状では優先度がとても低いでしょう。
またWindowsの規定のブラウザは初期設定こそEdgeとなっていますが、下記のリンクに沿って設定を行えばGoogleへ変更することができます。
かなりの方がGoogleに変更している状況でしょう。
さて、話を戻します。
どうすればGoogleに評価してもらえるサイトになるのか?
具体的ではないかもしれませんがGoogleは評価するサイトの基準を公開しています。
それがGoogleの掲げる10の事実です。
それでは早速中身を見ていきます。
Googleの掲げる10の事実
Googleは下記の10点を事実を公開しています。
まずはその10項目を下記に抜粋します。
- ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる
- 1 つのことをとことん極めてうまくやるのが一番
- 遅いより速いほうがいい
- ウェブ上の民主主義は機能する
- 情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない
- 悪事を働かなくてもお金は稼げる
- 世の中にはまだまだ情報があふれている
- 情報のニーズはすべての国境を越える
- スーツがなくても真剣に仕事はできる
- 「すばらしい」では足りない
この中からSEOを実施するサイト運営者が特に意識すべき3つの点について取り上げます。
①遅いより速いほうがいい。
同じページで同じ内容を提供してくれているサイトがあったとしたら、さくさく動いてくれる速いページと遅いページのどちらを見ますか?
おそらく特殊な環境にいる方を除けば100%速いページを見ると思います。
であれば、早いページにした方がいいよね。というのがGoogleの主張です。
②ウェブ上の民主主義は機能する
サイトコンテンツが重要かどうかを判断する上でページ間のリンクが重要と明確に伝えています。
ページ間のリンクを「投票」と解釈し、どのサイトが他のページから最高の情報源として投票されているかを分析します
③情報を探したくなるのはパソコンの前にいるときだけではない。
検索はパソコン上だけでなくスマートフォンからももちろんあります。
いつでも、どこでもユーザニーズに応えらえることが重要と理解できるでしょう。
拡大解釈かもしれませんが、スマートフォンで見やすい記事、スマートフォンのネットワークが悪くても見れてしまうようなサクサクしたサイトに仕上げていくことが重要だと理解することができます。
3つの重要点のまとめ
簡単にまとめると、
- 速いサイトにしよう
- リンクをもらおう
- スマートフォン対応しよう
になります。
Googleではサイト運営者に向けてこれらの項目に対応するための無料ツールをいくつも提供してくれています。
WordPress講座SEO編では、これらのツールについても紹介していきますのでご安心ください。
※↑経験上、開発できることよりもビジネスを育てる上ではこれらのツールの理解の方が重要だったりします。開発ができなくてもまずはSEO編の内容をマスターするのも全然ありだと思います。
まとめ
ここまでいかがだったでしょうか。
サイトは開発するだけでなく、見てもらってこそ意味があります!
見てもらえるサイトにするためにはこの講座の内容は必須となると思いますので、ぜひ継続して見てくださいね。