ブートディスクとは、コンピュータが起動する際、
- オペレーティングシステム(OS)
- 必要なソフトウェア
- 設定ファイル
などを読み込むためのディスクです。
コンピュータが起動(ブート)する際に、最初にアクセスされるディスクであり、ブートディスクからOSがロードされてコンピュータが動作を開始します。
ブートディスクの特徴と役割
OSの格納
ブートディスクには、コンピュータのオペレーティングシステムがインストールされています。
ブートローダー
ブートディスクには、ブートローダーと呼ばれる小さなプログラムが含まれています。
これは、OSをメモリにロードし、実行する役割を果たします。
設定ファイルの保管
システムの設定やドライバなど、コンピュータの起動に必要なファイルもブートディスクに保存されています。
ブートディスクの種類
HDD (Hard Disk Drive)
従来の機械式のハードドライブ。データは磁気ディスク上に保存されます。
SSD (Solid State Drive)
フラッシュメモリを使用するディスク。動作部品がないため、HDDよりも高速で耐久性があります。
USBドライブやCD/DVD
特定の状況下で、外部のUSBドライブやCD/DVDディスクからコンピュータをブートすることが可能です。
ブートディスクの重要性
ブートディスクは、コンピュータが正常に起動し、オペレーティングシステムがロードされるためには不可欠です。
ブートディスクに問題が発生すると、コンピュータは起動できなくなる可能性があります。
そのため、ブートディスクのバックアップや保護は、システムの安定性とデータの安全性を確保するために重要です。